悪性デマに苦しめられてきた女優チェ・ジンシルさんの自殺をきっかけに‘サイバー暴力’を根絶しようというコンセンサスが形成されている。匿名を利用した人格冒とくを防止するため、インターネット実名制の実施と‘悪質な書き込み’に対する処罰を強化しようという‘チェ・ジンシル法’が推進されている。
▽加速する‘チェ・ジンシル法’=「この数年間、悪質な書き込みで芸能人や一般人の自殺が増えた。チェ・ジンシルさんもデマのために命を絶った。インターネット実名制をこれ以上先延ばししてはいけない。一刻も早く法的に制裁する制度を設けるべきだ」
3日、韓国のポータルサイトにID‘女性会長’というネットユーザーがこうした内容を掲載すると、これに賛成する書き込みが相次いだ。このサイトにはこの日、「サイバー侮辱罪は言論弾圧の武器ではなく、大多数の善良なネットユーザーを保護する最小限の武器だ」という趣旨のコメントが続いた。