国際原油価格が下がっているにもかかわらず消費者物価は依然として5%台の高い上昇率を記録した。
統計庁は1日、9月の消費者物価が前年同月比で5.1%上昇したと発表した。消費者物価上昇率は7月に5.9%を記録した後、勢いはやや衰えたものの4カ月連続で5%台となっている。原油価格は下がったものの、ウォン安ドル高が進み製品価格を引き上げたためだ。
石油類が21.4%上がり、工業製品(9.3%)、個人サービス(5.3%)などが大きく伸びた。品目別ではビスケット(50.9%)、牛乳(32.6%)、即席めん(14.5%)、銭湯入浴料(13%)、サムギョプサル(豚ばら肉、10.2%)、予備校学費(7.1%)などで伸びが大きかった。