【社説】暴力振るう中国漁船、これ以上放置することはできない
一昨日、排他的経済水域(EEZ)で違法な操業を取り締まっていた韓国の警察官が、中国人漁師が振り回した刃物に刺されて命を失うという呆れる事件が起きた。
01年6月に韓中漁業協定が発効してから、中国漁船のEEZ侵犯行為は絶えない。海洋警察庁によると、昨年違法操業行為で拿捕された中国漁船は計494隻で、今年に入り8月末まで159隻にのぼる。違法操業中に摘発された場合、支払わねばならない数千万ウォン(約数百万円)の罰金(担保金)を避けるため、中国人漁師の抵抗は日増しに激化している。