<日本自民党総裁>麻生太郎氏、プライド高い保守派の「看板」
戦後、日本の再建運動をした吉田茂首相が外祖父である日本自民党の麻生太郎幹事長が4度目にして首相の夢をつかんだ。
自民党の人気が大きく落ちた状況で福田首相が電撃辞任を宣言し、来月、総選挙を行わなければならない危機に処すると森元首相は総選勝利のために国民的人気が高い麻生幹事長を選んだのだ。
こうした雰囲気からか、勝利した麻生氏の顔は喜びより決意がいっぱいにみなぎっていた。来月の総選挙で敗れれば自分が辞退しなければならない状況だからだ。麻生氏の当選後のコメントも「この瞬間から民主党との決戦に集中しなければならない。それでこそ私が真の首相になる」というものだった。