1899年9月18日、ソウル鷺梁津(ノリャンジン)と仁川済物浦(インチョン・チェムルポ)を結ぶ33.2キロの京仁(キョンイン)線に初めて鉄道が通り、韓国の鉄道史が始まった。
その後、唯一の交通手段だった鉄道は1980年代になり後退し始めた。高速道路の建設と大量の自動車が次々に生産され、車が主な交通手段となっていった。
しかし3高(原油高、物価高、ウォン安)時代の到来で環境に対する関心が高くなり、鉄道が再び注目され始めた。京都議定書に従い、汚染物質の排出を大幅に削減しなければならない韓国では効率が高く、環境にやさしい交通手段として鉄道が競争力を持つようになった。