李承燁（イ・スンヨプ、３２）が打撃感覚を取り戻し、読売の中心打線に復帰した。

李承燁は３１日の阪神戦に５番で先発し、５打数２安打１打点で６－１の勝利に寄与した。ホームランはなかったものの、李承燁は８月２９日に２安打、３０日に３安打など、阪神との３連戦で打率５割８分３厘（１２打数７安打) ２打点を記録した。１割台だったシーズン打率は２割３厘となった。

李承燁の打順を６番から５番に上げた原監督は３１日、ニッカンスポーツ紙とのインタビューで「李承燁はもともと４番の選手。当分は５番で起用して期待したい」と語った。２日前に「李承燁が１０日以内に本来の姿を見せられなければまた２軍に送る可能性もある」と話していた当時の雰囲気とは全く異なる。

原監督から警告を受けた後、李承燁は毎試合ヒットを放っている。特に１１３日ぶりに５番に復帰した３０日の阪神戦では１回の決勝打を含む３打数３安打１四球でチームの勝利（３－２）に貢献した。

李承燁は「自分が打てなければ‘韓国代表チームでは打って読売ではなぜ打てないのか’と言われる。一日も早く読売に貢献したい」とし「（不振のために）悩んだこともあったが、今は自信を持って打席に入っている」と述べた。