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明成皇后の生家でミュージカル公演…日本人も観劇

2008.08.29 11:56
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30度近い蒸し暑い昼下がり、物静かな田舎の瓦屋根の家でアリアが響き渡った。

切なく胸に染み入る歌の調べ。明成(ミョンソン)皇后の生家で演じられたミュージカル『明成皇后』ガラ公演だ。

 
この特別イベントは、明成皇后の生家が復元されたことを記念して企画された。

また今回の現場紀行は昨年11月、明成皇后が殺害された場所である乾清(コンチョン)宮の復元を記念して始められた“明成皇后の息づかいを訪ねて”はプログラム2番目のイベントでもある。

このイベントには一般参加者(32人)も参加した。この中にはグアテマラ、ウクライナ、モンゴルなど韓国に留学に来た外国人も半分ほど見られた。外国の見慣れない遺跡地が珍しいらしく、彼らは生家と記念館を丹念に眺め、ミュージカル公演も興味深く観覧していた。

夏休みを利用して韓国に遊びに来たという日本人のインド・サトミさん(22)は「明成皇后については全く聞いたことがなかった。日本では近・現代史を勉強するときに、韓国との関係にあまり比重を置いて紹介されていない。今日の経験は衝撃的だった。韓日戦のサッカーや野球の試合で悲壮なまでになぜ韓国人が応援するのか、少し理解できた」と話した。

新しい文化観光商品としての可能性も伺える。チョン・ジンス韓国観光公社チーム長は「文学、公演、歴史の結合は最近の観光の特徴だ。ストーリーテリング(語り聞かせ)のある遺跡地としてよい事例となりそうだ」と話している。

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