五輪７位の偉業を成し遂げた韓国戦士が帰国した。

２００８北京五輪で金メダル１３個、銀メダル１０個、銅メダル８個を獲得し、総合７位という期待以上の好成績を残した韓国代表チームが１７日間の熱戦を終えて２５日午後、仁川（インチョン）空港で解散した。

仁川空港で開かれた記者会見で選手団は韓国の善戦の秘訣は“団結と和合”だと話した。

李衍沢（イ・ヨンテク）大韓五輪委員会委員長はあいさつで「選手団の和睦と結束が成功の秘訣だ」と述べた。

また「韓国が初めて出場した１９４８年のロンドン五輪以来、６０年ぶりに金メダル１３個、総合７位という最高の成果を挙げた」とし「“家庭が仲睦まじければ万事がうまくいく”という諺があるが、選手団全体が和やかな雰囲気で結束していたので、達成できたのだろう」と話した。

準決勝と決勝で立て続けに本塁打を記録した李承燁（イ・スンヨプ、３２）は「コーチから１９８８年生まれの選手まで、小さなことでも意を同じくした。自分が生きているということを確認したかったが、後輩がどれほど立派で、よく団結したチームだったということが実感できた。韓国野球のチームワークが金メダルにつながった」と分析した。