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韓昇洙総理が独島訪問

2008.07.30 08:15
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韓昇洙(ハン・スンス)国務総理が29日、政府が樹立して以来、総理として初めて独島(トクト、日本名・竹島)を訪れた。

 
韓総理はこの日、飛行機とヘリコプターを乗り継ぎ、独島に到着、独島警備隊と独島住民のキム・ソンドさん夫婦を激励した。柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官と鄭鍾煥(チョン・ジョンファン)国土海洋部長官もともに訪問した。総理室の関係者は「米国指名委員会が独島を“主権未指定地域”に変更するなど、国際的状況がよくないことに関連し、政府の領土主権の意志を示すための訪問だ」と説明した。

韓総理は独島に「東海(トンヘ、日本名・日本海)の韓国領土、独島」という文が彫られた横32センチ、縦22センチの石碑を設置した。韓総理は独島警備隊との昼食会の席で「独島は歴史、地理、国際法的に韓国領土だ」とし「独島を守る意志をこの場で改めて確かめたい」と話した。また韓総理は「人が何と言おうとも、独島は鬱陵島(ウルルンド)の子どものような島であり、私たちにとっても子ども」とし「最近、隣国で独島を自分たちの領土だと言っているが、戸籍を確かめれば独島は私たちの息子だということが分かる」と話した。

これを受け、日本側は鋭敏な反応を見せている。

町村信孝官房長官は韓総理の独島訪問に不適切だという反応を見せた。町村官房長官は記者会見で「国ごとに立場の違いがあるが、韓国と日本の基本的な考えは、お互いが冷静に対処し、新時代を切り開いていこうというもの」とし「お互いの立場の違いを浮上させるこのような行動は、適切だとは思わない」と述べた。

金王基(キム・ワンギ)総理室公報室長は「韓国領土の独島に総理が訪問し、苦労している人々を励ますのは当然のことで、日本側の反応に対して公式的な立場は表明しない」と話した。



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