<ベースボールプライド>金善宇と福留…‘準備’が運命分ける
先週、斗山(トゥサン)ベアーズの金善宇(キム・ソンウ、31)がついに国内舞台で初勝利を挙げた試合を見た。 3連敗後の初勝利だっただけに金善宇の顔にも笑みがもれた。 しかし彼を見る度に残念な気持ちになる。 特にシカゴ・カブスで活躍する日本人選手、福留孝介の話を聞くと、なおさらだ。
金善宇と福留には因縁がある。 ともに1977年生まれの2人は10余年前、韓国と日本のアマチュア野球の自尊心だった。 金善宇はエース、福留は4番打者で、お互い相手に勝たなければならない関係だった。 96年のアトランタ五輪、97年の台湾アジア選手権では2人は実際に対戦している。 アトランタで福留は銀メダルを首にかけ、台湾では金善宇が優勝カップを手にした。