米国産牛肉輸入反対のろうそく集会がひと月以上続いていることで、ソウル光化門と市役所隣近の商店は顔を曇らせている。集会が始まれば隣近道路が統制され、お客さんたちの足がぱったりと途絶えるからだ。特に最近、警察がデモ隊の進入を阻むため、警察バスやコンテナで遮断壁を設置した所の店は打撃が大きい。世宗路交差点と光化門の間の店は人々で混雑する時間帯にも警察たちがうろうろするだけだ。こうして商人たちはひと月以上も民心を収められない政府と集会を続けるデモ隊に恨み節だ。
景福宮駅隣近でテークアウトコーヒー店を運営しているキム・ウォンイルさん(31)は「普段、夕方の時間帯は30~40人くらい入っていたお客さんが1~2人に減った」とし「政府と集会参加者が少しずつ譲歩して1日も早く集会が終わってくれればいいと思っている」と訴える。