開通を控えた仁川(インチョン)空港第3滑走路の長さは4000メートル。 仁川空港第1・2滑走路(3750メートル)に比べて250メートル長くなった。 仁川空港の従来の滑走路もその規模では世界的な水準だ。 にもかかわらず仁川空港がさらに長い滑走路をつくった理由は何か。
何よりも超大型航空機を想定してのことだという。 現在最も大きい旅客機は、エコノミー席を満たせば800人以上が搭乗できるエアバス社のA-380。ボーイング社も最大1000人の搭乗が可能なB747X-S、B747-500X機種を開発中だ。 航空機が大型化しているため滑走路の距離も増やす、という説明だ。