自動車企業が軽油車顧客をつかむため力を注いでいる。 軽油の価格が急騰し、SUV(スポーツタイプ多目的車)やディーゼルセダンの販売価格が落ちたことを受け、今月に入って軽油車の割引幅を大幅に拡大したのだ。
現代(ヒョンデ)自動車は「クリック」「ベルナ」「ソナタ」のディーゼルモデルを、ガソリンモデルに比べて50万ウォン(約5万円)さらに割引している。 「クリック」と「ベルナ」は基本割引額が20万ウォンであるため、ディーゼルモデルを選ぶ場合、計70万ウォンの割引となる。 「ベラクルーズ」「トゥーソン」「グランドスターレックス」「サンタフェ」(08年型)は、従来30万-50万ウォンだった割引金額を100万ウォンに増やした。 商用車「ポーター」の購入者も10万ウォン安く買える。
起亜(キア)自動車は、「スポーティジ」「ソレント」「モハビ」を今月中に購入する顧客を対象に「SUV油テックイベント」を実施している。 油類費支援名目で車価格を100万ウォンずつ割り引くという内容だ。 また、原油高の影響で販売が増えているLPG車の購入顧客にも同じ恩恵がある。 「カレンス」は50万ウォン、「カーニバル」は20万ウォンの割引となる。