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【噴水台】10代の政治

2008.06.01 10:15
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歴史学者フィリップ・アリエスによれば「子供」という概念は17世紀以後にできた(『子供の誕生 』)。中世まで子供は縮小した大人にすぎなかった。乳離れするや大人と一緒に生活しながら働いた。子供たちだけ別に学校で長く教育受ける事もなかった。特別に保護されなければならない大事な存在という概念もなかった。乳飲み子の殺害も頻繁で、ルソーさえも自分の5人の子供を皆、保育施設に預けたほどだ。

 
アリエスによれば子供の誕生はすなわち近代的家族の誕生につながった。18世紀貴族と上層ブルジョアを中心に愛する夫と妻、かわいい子供たちで成り立った近代的・家父長的家族が登場した。“近代の勝者は個人ではなく家族”という結論だ。彼はまた、今日の心理学、教育学などが当然視する乳児、子供、青少年、成年、老年期につながる生涯周期も歴史的構成物であるということを悟らせた。

最近の韓国社会では10代の青少年が大きく注目されている。ろうそくを持って街頭にあふれ出た10代たちだ。携帯電話の文字メッセージでやりとりし、BSE牛肉のせいで愛する“お兄さんたち(スター)”が体を壊していないか気づかって“独裁打倒”を叫ぶ。突然政治行為の主体として変身した人々の前で韓国社会は戸惑いを隠すことができない。今まで既成社会がもたらした、固定された生涯区画を飛び越える新しい10代だからだ。

実は10代たちはすでに韓国社会で文化的にも経済的に強い勢力だ。特に1990年代以後、飛躍的に成長した大衆文化市場では早くから大人たちを周囲に追いやった。大衆音楽は、主消費者が 10代のはもちろん、生産者も大部分10代だ。東方神起、ワンダーガールズのような10代スターたちに大人のファンが沸き返るご時世だ。ハイティーンではないローティーンを狙った映画まで企画された。ファッションとトレンドで10代が強い影響力を発揮しているのだ。

こうした10代が政治領域でひとつの主体として登場を始めたのだ。選挙権がないから、ろうそくを持ってである。もちろんこれらの政治は既成世代のそれとは違う。スターの健康や学校給食を気づかう“生活政治”だ。“時代的不利益よりは自分に近づいた不利益に堪えることができない(歴史学者韓洪九)”個人的利益に敏感な政治だ。インターネットがあって可能な“ウェブ 2.0政治”、イシューよりイメージが先に進む“感性政治”、政治デモさえ遊びのように楽しむ“文化政治”だ。これ以上、進歩・保守のものさしでは裁断されない“脱理念政治”だ。

果たしてこれら10代の政治が100%希望か、そうでないかは議論を戦わせる余地がある。重要なのはすでに10代たちは政治的主体として進化しているということだ。アリエスが見通したしたように、生涯周期が歴史的構成物であるように、各世代の役割と特性も、時代によって速く変化するものと見られる。

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