【時論】オーストラリアのAUKUS参加提案は韓国に機会だ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.09 16:02
今後、米国は米国・オーストラリア・インド・日本の4カ国安保対話クアッド(QUAD)とAUKUSのほか、3、4カ国の安保協力国を結ぶ格子状同盟を追加で構成し、複数の格子を連結しようとするはずだ。構造学的な側面でみると「連鎖格子同盟網」が「ハブ・アンド・スポーク」構造より強いはずだ。
現行の韓米同盟構造をみると、中心軸の米国に向かって韓国がスポークの端に付いている形の1対1同盟だ。このような同盟は韓米2国間同盟の条件が変わればスポークが損傷したり、他の外部要因によってスポークが断絶したりする弱点がある。韓米同盟が他の3、4カ国の同盟国や安保協力国と格子状に構成されれば、米国との2国間関係が順調でない場合にも同盟構造自体は安全といえる。