【コラム】歌唱力論争に自己複製…本質を逃したHYBEの危機
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.25 15:18
危機はどこから始まったのか。BTS(防弾少年団)を産んだK-POP最大の企画会社(芸能事務所)HYBE(ハイブ)が揺れている。
HYBE傘下SOURCE MUSIC(ソースミュージック)の5人組ガールズグループLE SSERAFIM(ルセラフィム)は最近米国最大の音楽祭「コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」で恥をかいた。13日と20日にそれぞれ40分ずつ単独公演を繰り広げたが、音程の不安や音の外れなど歌唱力問題が大きく取り沙汰された。2022年にデビューしたLE SSERAFIMは「K-POPグループとしてデビュー後最短期間でのコーチェラ入城」記録で注目を集めた。だが、1回目のステージ後、コーチェラ公式インスタグラムなど関連SNSには「歌ではなくシャウティング」「所属事務所はボーカルの練習をさせているのか」などの酷評が世界各国の言語で書き込まれた。これを意識したからか、2回目のステージ公演ではAR(あらかじめ録音された音源)の音を過度に大きくしたところ、まるでリップシンクのようだったという嘲弄まで受けた。