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韓国初長編アニメ「洪吉童」のフィルム 日本で見つかる

2008.04.16 16:29
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韓国初の映画館用長編アニメーション「洪吉童」(ホン・ギルドン、1967年、監督:シン・ドンホン)のフィルムが約40年ぶりに見つかった。

 
67年の公開当時、上映時間66分のカラー映画として制作された「洪吉童」は、韓国では予告編(約3分)と一部のモノクロ映像(約5分)が見つかっただけで、フィルム全体の所在は確認されていなかった。

今回発見されたフィルムは日本の収集家が所持していたもので、日本語ダビング付きの16ミリの複写本だ。

韓国映像資料院(趙善姫院長)は年初、アニメ専門家キム・ジュンヤン氏の情報提供で事実を確認し、このフィルムを35ミリに拡大した後、資料院に保管されていた韓国語の音声を挿入した。

資料院は15日に記者会見を行い、「洪吉童」の一部の映像を公開した。この席に出席したシン・ドンホン監督(81)は「失った子供を41年ぶりに取り戻した心境。制作当時の苦労は言葉では表現できないが、韓国初の長編アニメを作るという意志で終盤は睡眠も取らずに仕事をしていた」と語った。

「洪吉童」は、来月9日からソウル麻浦区上岩洞(マポグ・サンアムドン)で開催される資料院開館記念映画祭の閉幕作品として一般公開される予定。

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