「韓半島の分断、400年前の壬辰倭乱が源流」(1)
1592年4月13日、小西行長率いる日本軍の先発隊が釜山(プサン)沿岸に上陸し、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)は始まった。 火縄銃で武装した日本軍が釜山からソウルまで占領するのには20日もかからなかった。 今年は壬辰倭乱勃発から416年、終戦から410年になる年だ。
宋復(ソン・ボク)延世(ヨンセ)大社会学科名誉教授とハン・ミョンギ明智(ミョンジ)大史学科教授(46)が8日午後、中央日報の会議室で、壬辰倭乱の意味を振り返る特別対談を行った。 宋教授は定年退任後、「朝鮮のリーダーシップ」研究に没頭、昨年末には『偉大な出会い-西厓・柳成龍(リュ・ソンリョン)』を出版し、壬辰倭乱の性格について新たな視点を掲げた。 壬辰倭乱を韓半島分断の源流と把握し、分断を阻止するのにリーダーシップを発揮した人物に西厓・柳成龍を挙げた。