“兵役逃れ”目的にサッカー選手92人が自ら肩脱臼

“兵役逃れ”目的にサッカー選手92人が自ら肩脱臼

2008年02月04日12時42分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  プロサッカー選手キム某氏は2006年、軍隊には行かないと決意した。2年間の服務期間、運動を中断すれば緩んだ筋肉により事実上、選手生活を終えたも同然となってしまうからだ。周辺の同僚は“肩脱臼法”を勧めた。

  サッカーをするのに大きく支障のない左手で10キロ程度の鉄アレイを持ち、肩が抜けるほどに下に向かって肩を落とす方法だった。京畿道坡州(キョンギド・パジュ)に肩がちょっとはずれただけでも手術をし、診断書を簡単に発給してくれる整形外科医がいるという言葉も添えた。キム氏は2~3カ月間、肩の脱臼を試みた後、手術を受けて兵務庁で4級判定を受けた。

  ソウル中央地検特需2部(検事正オ・グァンス)はこのように故意に肩を脱臼させ、公益勤務または免除判定を受けたK1リーグ所属チョン某選手(27)らサッカー選手92人を兵役法違反の疑いで在宅起訴したと3日、明らかにした。

  この中には前・現職プロサッカー選手15人、K2(実業)リーグ出身35人、K3(アマ)リーグ出身15人がいる。

  一部は軍入隊を控え、急に脱骨させなければならない場合、他人に肩を後から強く踏んでくれと言って肩の筋肉を裂く方法を使った。痛みが伴うにもかかわらずこれを敢行したのだ。捜査チーム関係は「左肩だから当時は特に支障はないと思っただろうが、後に少しでも重い物は痛くて持てなくなるなど、後遺症を訴えるケースが多い」と話した。

  整形外科医者ユン某氏(在宅起訴)は2006年7月から2007年9月まで、わざわざ左肩を損傷してきた選手らに関節手術をし、診断書を発給した。ユン氏に診断を受けた人のうち86人は4級(公益勤務)、6人は5級(免除)判定を受けた。

  検察は昨年9月、ユン医師がほかの病院に比べて多くの診断書を発給しているという兵務庁の通告を受けて捜査に取り掛かった。

  またソウル中央地検先端犯罪捜査部(検事正イ・ジェヨン)も、インターネットポータルサイトで兵役相談コミュニティを開設して現役入営対象者から350万~500万ウォンずつ受け取り、高血圧診断を受ける方法を教えた大学生キム某氏(26)氏ら3人を逮捕起訴した。この方法で4、5級判定を受けたパク某氏(26)ら16人を在宅起訴した。

  “兵役相談コミュニティ”の運営者キム氏は、眠らずにコーヒーを多量に飲んだ後、二頭膊筋と下腹に力を込めて高血圧判定を受ける“兵役逃れ”の方法を紹介した。足首に圧力計をつけてはかれば血圧が高く出るという事実も教えた。相談を受けた人は大部分4、5級判定を受けて現役入隊を逃れた。

  兵務庁は「プロサッカー選手らに対して全員再身体検査を実施することにした」とし「兵役逃れを目的に肩甲関節などの手術を受けた場合、身体検査時、発病前後の身体状態を確認することができる映像資料を提出させ、未提出者は全員正常だと判定する」と明らかにした。
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