07年の成語「自欺欺人」

07年の成語「自欺欺人」

2007年12月24日15時30分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「自欺欺人」が07年を代表する成語に選ばれた。教授新聞は23日に発表した。「自分の良心に反した言動をそれを知りながらすると同時に、他人に対しても同じ言動をする」との意味。

  教授新聞によると、今月15日から5日間にわたり、同紙の筆陣、主要紙のコラムニスト、教授340人を対象に行なったアンケート調査で、最も多くの回答者(43%)が『自己欺欺人』を今年の成語に選んだ。自欺欺人は、朱子(1130~1200)の語録を集大成した『朱子語類』に登場する。

  『朱子語類』で朱子は、「自身を欺くな(毋自欺)」という「大学」の一句を載せている。「他人を欺くことは、自分を欺くことがひどくなった状態だ」としている。中国唐代の仏書『法苑珠林』にも、「妄言する者は自身を欺き、他人を欺く」という文がある。

  成均館(ソンギュングァン)大・安大会(アン・デフェ、漢文学)教授は「自欺欺人は身の程を知らない人間のどん欲な行動」と述べた。安教授は「この1年間、申貞娥(シン・ジョンア)氏をはじめとする有名人の学歴詐称事件、大学総長と教授の論文ねつ造事件、有力政治家と大企業のモラルハザードなど、自欺欺人に当てはまる事件が多すぎた」と、選定の理由を説明。

  疑惑の張本人がむしろ大声で怒鳴り、偽りと真実の境界が薄れる状況をうまく表現した言葉だとのこと。高麗(コリョ)大のソン・ジュギョン(フランス文学)教授は「申貞娥氏事件や大統領選挙で分かったように、韓国社会の最も大きな問題点は、自分の言行に正直でないとの点」と指摘。

  第2、3、4位は▽山が重なり合い川が入り組んでいるさまの「山重水複」▽物事の真相が明らかになるという意味の「水落石出」▽見るに忍びないという意味の「目不忍見」。教授新聞は01年から毎年、その年を代表する成語を選定、発表している。06年には「雲は多いが雨は降らない状態の「密雲不雨」が選ばれた。
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