<取材日記>けち臭いコリア

<取材日記>けち臭いコリア

2007年12月18日14時50分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  2012年世界博覧会の開催地発表を1カ月後に控えていた10月。 フランス・パリに設置された麗水(ヨス)委員会現地本部の関係者らは、一日に何人ものパリ駐在外国大使館関係者や世界博覧会機構(BIE)各国代表と会っていた。 麗水支持を訴えるためだ。

  ある大使館を訪れた時のことだ。 明るい笑顔で「麗水を支持してほしい」と頼んだが、相手の表情は冷たかった。 彼は「韓国はひどすぎる。必要な時は哀願するが、それが終わってしまえば知らん振りだ」と語った。 東南アジアやアフリカで自然災害が発生した際、韓国はいつもこれを後まわしにしてきたということだった。 韓国側の関係者は赤面するしかなかった。

  誘致活動を繰り広げた企業の関係者も似た話をした。 麗水を広報するため韓国の経済力を強調すると大半の人はうなずくが、一部の人は不快な表情を見せたという。 「ワールドカップ(W杯)とオリンピックの誘致に成功し、世界11位の経済大国に成長した韓国だが、われわれが助けてほしいと訴えた時には顔を背けたではないか」と言われたのだった。

  今回の世界博覧会の表決当時、アフリカ・中東地域からはほとんど票を得られないと誘致委は分析した。 モロッコの票田とはいえ、韓国がそれだけ国際社会で人心を失っているという傍証でもある点が、われわれの憂慮するところだ。

  韓国の国民所得に対する援助比率は0.05%。 経済協力開発機構(OECD)傘下の開発援助委員会の平均値0.3%を大きく下回る。 国連の2015年までの目標値(0.7%)とは大きな開きがある。 今後、韓国が国際大会や行事を一つでも多く誘致するのなら、普段から票田を管理していかなければならないのは当然のことだ。

  17日、パレスチナ支援国会合がパリで開催された。 世界90カ国の代表が参加した。 米国のライス国務長官、英国のブレア中東特使らだ。 フランスのサルコジ大統領は開会のあいさつを述べた。 世界のパワーリーダーらがそろって国際支援に関心を見せている。 もちろん各国の利害がかかわっているからだ。

  今回は韓国も外交部長官が出席し、援助国リストに名を連ねた。 内容面では不十分だが、それなりの意味はある。 自国の経済力を誇りながら他人の問題には首を振る国際社会の‘厚顔無恥族’から抜け出さなければならない時期だ。
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