<GPファイナル>キム・ヨナ「体力・自信」伸ばす

<GPファイナル>キム・ヨナ「体力・自信」伸ばす

2007年12月17日10時59分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  今年、キム・ヨナ(17、軍浦スリ高)は、最強浅田真央(日本)の牙城に挑戦する立場だった。

  しかし2007年が幕を閉じようとする現在、キム・ヨナは技術や表現などを含め心身ともに大きく成長した。

  ◆“鋼の心臓”=キム・ヨナは15日、ショートプログラム初盤で“トリプルフリップ-トリプルトウループ(空中連続3回転)”を試みたが、重心を失って手をついた。心理的に動揺した状況だが、キム・ヨナは気に止めずに残りの演技を成功させた。“トリプルフリップ-トリプルループ”失敗後“トリプルルッツ(空中3回転)”を試みることもできなかった浅田と比較される部分だ。

  キム・ヨナは3月、世界選手権時のショートプログラムで歴代最高点数を獲得してからもフリースケーティングで浅田真央と安藤美姫(日本)に押され3位に満足しなければならなかった。それからわずか9カ月。16日、フリースケートでも最初の出場者だった浅田が132.55点の高い点数で圧迫し、その上に演技初盤“トリプルループ”でミスをする危機にあったが、以後自分の技量を十分に発揮し、余裕で優勝した。

  ◆体系的な訓練=キム・ヨナは5月からカナダのトロントで汗を流した。8月まではリンクでの訓練より体力トレーニングに多くの時間を割いた。弱点である体力を育てるためだ。その結果、4分間のフリースケーティングを終えた後でも疲れを見せない。体力の補強は技術駆使にも自信をもてるようになった。

  ブライアン・オーサーコーチは微細なミスまで1つ1つ取り上げては直した。現役時代、ジャンプに優れ“ミスタートリプルアクセル”と呼ばれたブライアン・オーサーコーチはキム・ヨナのジャンプをアップグレードさせた。

  世界的な振付師デービッド・ウィルソン氏は、ショートプログラム『コウモリ』序曲では“軽やかさ”、フリースケーティングの『ミス・サイゴン』では“悲壮”と、キム・ヨナの演技力に翼をつけてくれた。大会のたびに審判はキム・ヨナの演技力に称賛を惜しまない。

  ◆競争相手は‘自分’=1995年に始まったグランプリファイナルで連続優勝者は3人だけだ。96、97年のタラ・リピンスキー(米国)と99~2001年のイリーナ・スルツカヤ(ロシア)、そしてキム・ヨナだ。ショートプログラムとフリースケーティングですべて歴代最高点数をもつキム・ヨナは、リピンスキーとイリーナ・スルツカヤはもちろん、現在世界1位の浅田も超えた。

  キム・ヨナの次の目標は来年3月、スウェーデンのヨーテボリで開かれる世界選手権優勝だ。その勢いは世界選手権を経て2010年のバンクーバー冬季五輪までつながりそうだ。
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