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ママが全部やってあげる…「ヘリコプターママ」

2007.11.05 16:40
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キム・ミジョン(56、仮名)氏は2日、ソウル江南区大峙洞(カンナムグ・テチドン)のソウル貿易展示コンベンションセンター(SETEC)を訪ねた。「2007-情報通信就業・創業博覧会」で採用情報を得るためだ。キム氏は各ブースを回り、担当者に採用の過程・条件などを尋ねていた。

同氏は「娘に適切な会社を探すため」とし「社会の経験がない娘よりは、私が少し良い判断ができる」と語った。キム氏の娘は昨年に大学を卒業した。キム氏は「就職に備えるための学院も私がすべて調べ、資格証明も私が選んだものを取っている」と自慢げに話した。

 
会場には、ブースを歩き回るキム氏と同じ年配の中年層が少なくなかった。大半は、息子・娘の職場を探すためだった。博覧会を主管する韓国労働組合総連盟(韓国労総)のチョ・ガプリョン特殊事業局長は「受験でもなく就業まで親に頼る世代を見ていると情けない」と嘆いた。子女の遊びから学校生活まで、全てを解決してくれる「ヘリコプター・ペアレンツ」の活動範囲が子女の就業や職場生活にまで拡大されている。

ソウル・プラザホテルに勤めるチェ某氏は「入社試験のとき『うちの子は外国生活が長く、面接・適性検査に適応しがたい。私が直接うちの子の長所を説明したいが』と尋ねてくる母までいた」とし「理解できない」と話した。親達のこうした行動は、子女が就業した後も続く。H開発は最近、新入社員の教育に向けた「現場巡回勤務」を行なった。

同社・人事チームのクォン某代理は、巡回勤務の2日目に、ある新入社員の母から電話を受けた。通話した内容は簡単。「うちの息子はこれまで全然苦労したことがないから、そんなに厳しい仕事はできない。他の部署に配置してほしい」とのこと。クォン代理は「新入社員なら誰でもする仕事だと説明しても、全然受け入れず、事務職に復帰させるようにと強く求め、本当に当惑した」とした。

一部の親は毎日運転して子女を出金、退勤させており、子女が独立された事務室にいる場合は子女の代わりに掃除までしてくれる。外国でも「ヘリコプター・ペアレンツ」の「積極的な活動」が問題となっている。米紙ウォールストリートジャーナルは、5月「ゼネラル・エレトリック・カンパニー(GE)とボーイング社の合格者の中には『まだ両親と相談していないから、入社を決められない』という若者が多い」と紹介した。

一部の親は、子どもの代わりに年俸を交渉したりもする。三星(サムスン)経済研究所のキム・イフン研究員は、▽親の経済力が向上した点▽子女が1~2人だけの親が一々子女の面倒を見るようになった点--などを、独立心を弱めている要因に指摘した。

同氏は「とりわけ、通貨危機など激しい競争から生き残った世代とは異なり、いわゆる『ポスト通貨危機世代』は、厳しい状況に耐える耐性に欠けており、職業意識も薄い」とし「こうした人々は会社を辞める場合、長期失業者になる可能性が高い」と付け加えた。

◇ヘリコプター・ペアレンツ=子どもの教育や仕事に関して過度に世話を焼く親。つまり過保護な親のこと。ヘリコプターで上空を旋回しているかのように常に子どものそばにいて、何かあればすぐに降下してあれこれと世話を焼くということからヘリコプターペアレンツと呼ばれる。アメリカで、ジェネレーション・ワイの子どもを持つベビー・ブーマー世代の親に顕著にみられるといわれる。90年代から米メディアで頻繁に使われている用語。

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