統一部、ホームページから‘改革・開放’の言葉を削除
統一部がホームページの開城(ケソン)工業団地関連コーナーから「改革・開放」という言葉を削除し、論議を呼んでいる。 これは盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が南北首脳会談(2-4日)が行われていた3日、南側随行員との昼食で「改革・開放という言葉に対する北朝鮮側の拒否感と不信感が感じられた。 ソウルに帰れば政府は少なくともこうした言葉を使うべきでない」と述べたことに基づく措置とみられる。
高麗(コリョ)大北朝鮮学科の柳浩烈(ユ・ホヨル)教授は10日、「開城工業団地を‘資本主義教育の現場’と宣伝してきた政府が改革・開放という言葉を削除するのは、対北朝鮮経済支援の名分とアイデンティティーを自ら捨てる行為だ」と指摘した。 統一部があまりにも北朝鮮の顔色を気にし過ぎている、という批判だ。