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『太王…』、民族の誇りと海外ファンの間に立つ

2007.09.26 10:32
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韓国の時代劇には、子役が登場した後成人の役が登場し視聴率が上がるケースはない、という不文律がある。大人気を博した時代劇『朱蒙(チュモン)』や『宮中女官チャングムの誓い』も、子役が成人に変わった直後は停滞していた。

だが「ヨン様」こと斐勇俊(ペ・ヨンジュン)はさすがに違った。19日に第4話を放送した『太王四神記』は、子役ユ・スンホがペ・ヨンジュンに変わると共に視聴率30%台を突破した。現在のすう勢ならば果たしてどこまで進むものか気になってくる。300億ウォン(約36億円)の制作費(セットの制作費130億ウォンは別)が注入された『太王…』は、この3年間韓国とアジア各国に注目されてきた。

 
韓流のシンボルも同然の俳優ペ・ヨンジュンが『冬のソナタ』以降初めて出演したドラマで、同氏のギャランティーが1話当たり1億ウォン弱とされたり、最近では「1話当たり2億ウォン」とも言われ、関係者が急いで釈明したりもした。ギャラは1億ウォン未満だが、肖像権と付帯事業権を含ませるとペ・ヨンジュンに戻るお金は約50億ウォンだというのが定説だ。

『太王…』が全24話だから、結局1話当たり2億ウォン以上を儲けるわけだ。影もある。『太王…』は、ファンタジーを目ざすものの、主人公の広開土(グァンゲト、375~413、高句麗第19代王)大王を「桓雄(ファンウン)の現身」または「真の主人なる王」に設定し、民族の誇りを高めようとする野心を持っている。

もちろん、こうした「愛国のマーケティング」は、「韓流の旗手」としてのヨン様の性格にはそむく。そのため『太王…』は危険な綱渡りを続けている。日本を主な市場に見なすドラマで、日本または「倭国」という国にまったく触れないのは、見方を変えれば当然のことだが、中国も登場しないのは意外だ。

「東北工程」(中国において97年から開始された歴史研究プロジェクトで、高句麗・渤海を中国史の地方政権に見なしている)に対抗するドラマ、とされていたのとは違って、同ドラマで広開土大王が戦う相手は中国ではなく「ファチョンフェ」という汎国家的団体だ。中国を刺激したくないという意図が明らかだが、すでに中国のメディアはヨン様と同ドラマを「悪の枢軸」と定義付ける雰囲気だ。

はなはだしきは民族のプライドを金科玉条とする在野の歴史学界でも「高句麗(コグリョ、37~668)に没入しすぎて、それに劣らない百済(ベクチェ、18~660)をつまらないものに描いた」とし、冷たい視線を送っている。もちろんペ・ヨンジュンが進む道を防ぐ人はない。ヨン様を愛するアジア全域のファンにとっては、このすべてが頑固者のくだらない「威張り」にすぎない。

『太王…』のマンガを描く漫画家・池田理代子氏の所感を聞いてみよう。『ベルサイユのばら』などを描き、最近引退したこの巨匠は「提案後にしばらく悩んだ。断れば他の人がヨン様の顔を描くわけだがそれは耐えられない」と語り、粛然とした雰囲気にさせた模様だ。日本人の関心はいつごろ同ドラマを見られるかということだけだ。日本では、12月3日にNHKの衛星チャンネルを通じてスタートする。

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