「キングメーカー」に復活した小泉前首相

「キングメーカー」に復活した小泉前首相

2007年09月15日08時48分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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14日、安倍晋三首相のポスターが掲示された自民党舎事務室。有力な次期日本首相候補である福田康夫元官房長官が何やら考えている様子。



  安倍晋三日本首相が電撃辞意を発表した12日午後から13日午前までは次期首相1順位は麻生太郎自民党幹事長だった。

  しかし13日昼から状況が急変した。自民党内大部分の派閥が福田康夫元官房長官(71)を支持する方に回った。

  もう大勢は‘福田首相’で固まったようだ。彼が首相になれば初の父子首相が誕生することになる。

  急反転の理由は2つに集約される。

  ◆麻生にだまされた=「私が麻生にだまされた。党政改編後、人事権もまともに行使できなかった」12日夜、安倍首相が側近に打ち明けたこんな本音が伝わり、安倍首相が属する町村派閥の怒りは極まった。

  麻生幹事長は先月末、党政改編以後、求心力を失った安倍首相を弾き出し、人事全権を振り回した。塩崎恭久元官房長官を自民党政調会長代理に座らせようとした安倍首相の頼みも無視されたという。

  当初、町村派は「首相を4回連続我々の派閥から出すのは問題」という立場だった。しかし麻生氏の傲慢さが露呈された後、町村派は「麻生をそのままにするわけにはいかない」と同じ派閥の所属である福田氏を擁立する方向に急旋回した。

  麻生氏は12日「実は私は10日から(安倍の退陣意思を)知っていた」と述べた。安倍氏の電撃辞意に腹を立てた議員たちの矢は翌日から麻生氏に向き始めた。「あらかじめ知っていてもまともに対処できなかった。だから連帯責任を負え」というものだった。一部では「自分が首相になろうとわざわざ積極的に引き止めなかったのではないか」という非難も殺到した。

  ◆「キングメーカー」小泉前首相=石橋も叩いて渡る性格の福田氏は最後までためらった。決定打は13日午後、小泉純一郎前首相との通話だった。小泉氏は福田氏の父親である福田赳夫元首相の秘書出身だ。72人に達する無派閥勢力の支持を得ていた小泉の意向が正確に分からず、福田氏はためらっていたのだ。そんな小泉氏がこころよく支持を約束した。自分の政治師匠に対する恩恵を決定的瞬間に返したわけだ。

  小泉は麻生氏が「(小泉が)壊した自民党を私が立て直す」と言ったことに激怒したと伝えられている。

  ◆福田康夫=早稲田大卒業後、17年間精油会社に勤めた。以後首相だった父親の秘書官を経て1990年、衆議院議員に当選した。2000年末から2004年まで最長寿官房長官として在任した。

  英語もうまい。失言がない一方、無愛想だという話も聞く。日米同盟に劣らず韓国や中国などアジア外交も重視している。対北問題も安倍氏に比べてずっと柔軟だ。したがって彼が首相になれば対北関係に大きな変化が訪れる見通しだ。靖国神社参拝にも反対し、代替施設建立を主張している。

  
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