<取材日記>牛ふん洗礼弾浴びせられた消費者の選択権
「まったくもう…韓国産牛肉を買うお金のない人は牛肉を食べるな、というのか。上道洞(サンドドン)からバスで来たのに…」。13日ソウル中区蓬莱洞(チュング・ボンレドン)ロッテマート・ソウル駅支店で会った主婦イ・ヨンスク氏(60)は激怒していた。
韓米自由貿易協定(FTA)に反対するデモのため、当分米国産牛肉を販売できない、という店員の説明を聞いたからだ。13日、流通大手に初めて登場した米国産牛肉。3日間の供給拡大を通じて確認できたのは、安価な牛肉を求める消費者の欲求が噴出している、とのことだった。