これがマッコリ?日本の若い女性ら「ぞっこん」

これがマッコリ?日本の若い女性ら「ぞっこん」

2007年03月22日16時02分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  今月15日の昼、東京職安通りにある韓国食堂。食堂の中から「乾杯!」という声が聞こえた。自然と振り向くようになったのは、真昼だったからだけではなかった。女性らの細い声だったからだ。案の定、30~40代の日本人女性ら7人が乾杯していた。それらの手にあるのは生ビールでもなく日本の酒でもなく、韓国伝統の酒場などでしか目にすることができない黄土色のマッコリ。

  そのうえテーブルのまん中はヒョウタンがかけられたマッコリのツボまであった。「マッコリ、おいしいわ」。ヒョウタンでマッコリを汲んで、他の人たちにサービングしていたオギワ・チエコさんの一言。焼酎より強くなく、ビールのようにソフトなため頻繁に飲んでいるとのことだった。

  店主のキム・エラン氏は「日本人女性が昼食のとき飲み物の代わりに生ビール1杯くらいを飲むのは普通だが、最近生ビールの代わりにマッコリを飲む人が増えている」と説明した。マッコリが日本人女性らにアピールしている。韓国では「高級ではない酒」、「後味の悪い酒」というイメージで人気がないのとは正反対だ。

  「マッコリは甘みがあって強くないから、女性に人気がある。またマッコリに他の酒、飲み物などを混ぜると多様な味が楽しめる。そうした点が女性にアピールしているようだ」。東京で韓国料理評論家として活動する八田靖史の説明。同氏も最近韓国料理を食べる時には、生ビールの代わりにビールとマッコリを半分ずつ混ぜたものを1杯飲んでいるという。

  実は日本にも韓国のマッコリに似たどぶろくがある。蒸したコメに小麦とこうじを入れて発酵させたもので、韓国のマッコリより濃くカスがある酒だ。かつては日本の家庭でも作って飲んでいたが、法律で酒の醸造を禁止して以降、需要が急減した。日本人がマッコリに拒否感を感じずすぐに慣れたのも、このどぶろくの存在のためだとの分析もある。

  一般住宅が集まっている都立家政電鉄駅周辺にある升本酒類販売店。日本の缶ビールの代名詞にあたる酒が陳列されている冷蔵庫の中には「草家」というブランドの韓国産マッコリの瓶も堂々と置かれている。この商店の従業員は「マッコリは非常に独特な酒」とし「韓国の酒なのに何故か韓国人はあまり飲みたがらず、反対に日本人の中にはマッコリだけを飲もうとする人がいる」とした。

  二洞(イドン)マッコリを輸入し日本に販売する(株)二洞ジャパンのキム・ヒョ代表は「韓国産マッコリの需要がこの数年間急増し、最近ではジャスコなど大手スーパーでも販売を開始した」とし「一月30万瓶を輸入している」と説明した。マッコリの人気が高まると、マッコリのバーまで登場した。新宿駅付近にあるマッコリのバー「てじまぅる新宿店」。

  メニューのマッコリだけでも約30種類を上回る。黒い豆のマッコリ、オコゲのマッコリ、梨のマッコリ、二洞マッコリ、済州(チェジュ)マッコリ、江原道(カンウォンド)マッコリなど韓国産マッコリの総合展示場に思われるほどだ。メニューをめくって見ると、約20種類にのぼるマッコリのカクテルが登場する。

  ビールと混ぜたもの、ウーロン茶で薄めたものなど、他の酒や飲み物で多様なうまみを出している。価格は1杯に550~650円、1瓶や1ツボは1380~1780円。東京で韓国産焼酎1瓶が約800~1000円であることから、かなり高いほうだ。それでも週末の夕方には席があかないほど人気の模様だ。
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