米国現代車販売戦線に赤信号

米国現代車販売戦線に赤信号

2007年02月26日10時59分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  最大市場である米国で現代(ヒョンデ)自動車販売戦線に赤信号が灯った。

  米アラバマ工場で生産するNFソナタの売上が目立って減っているからだ。

  現代車によるとアラバマ工場のソナタの在庫は先月10万台を超えた。今月末には12万台に迫るという見通しも出ている。2005年5月、稼働されたアラバマ州モンゴメリー工場は昼夜10時間ずつ2交代でソナタとサンタフェを年間30万台まで生産することができる。昨年ソナタの月生産量が1万5000~1万8000台だったという点を考えれば在庫は3万~4万台だ。

  ◆どうして販売減るのか=日本製自動車の品質攻勢が激しくなった中、下半期に入って自動車価格を上げてレンタカーを控えたのが営業を圧迫した。昨年4月、米国で発売開始されたトヨタカムリは来月にも平均3万台以上売れるほど善戦している。カムリ2.4は、米有名自動車雑誌でソナタ2.4より価格は15~20%高いが、広い室内と強い出力、室内インテリアなどを武器として消費者たちを集めたという評価だ。

  こうした中、現代車米国法人は月3000~4000台ほどのソナタレンタカー販売を昨年9月に中断すると月販売量が1万台以下に落ちた。レンタカー会社が安く購入したソナタを半年内に40%以上割引した価格で中古車販売し、ソナタ中古車の相場をかく乱させたからだ。過去6カ月間、米中古車市場に出た2006年式ソナタの80%以上がレンタカー会社から販売されたものと推定される。2万ドルほどでレンタカーとして出ていたソナタ3.3GLSはオークションで1万500~1万1000ドルで落札された。1年にもならない間、中古車相場で40%以上落ちたわけだ。

  これに比べて競争車種であるトヨタカムリやホンダアコードは3年後に売る際に新車の70%台の値段を支払われることになっている。これに先立ち為替急落で本社製品の収益性を取り返すために昨年7月、米国自動車価格を10%ほど引き上げたことも価格競争力を落とした。

  一方、現代車本社の監査室は今月中旬、アラバマ工場に監査チームを送った。在庫の累積がアラバマ工場の効率性の問題なのか、それとも米国販売法人(HMA)の問題なのかを正確に調査するためだ。

  ◆新しい販路の開拓=HMAは販売を取り返そうと先月「ソナタリース」商品を出した。購買者が999ドル(約12万円)を頭金とし、毎月199ドルずつ30カ月で計3万マイル(約4万8000キロ)を走行することができるプログラムだ。2300ドルの現代車ファイナンス(HMFC)リベートと800ドルのインセンティブが含まれている。

  ウリ投資証券のアン・スウン研究委員は「ソナタの米国在庫が増えたのは現地市場の現代車競争力に何らか問題が起こったということ」とし「高級・大型車への関心も重要だが、現代車に競争力がある中小型新車戦略を固めなおす時であるようだ」と話している。
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