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<取材日記>悪プルはネット上の凶器

2007.01.18 16:08
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16日、ポータルサイト・ネイバーに掲載された中央(チュンアン)日報の「大学生のボランティアメンバーは私の親」という記事に対するレスを読んでいた記者はしばらくの間あ然としてしまった。度を越した悪プル(悪リプライ=誹謗のレス)のためだった。

記事は両親が家出し祖母と一緒に暮らしているユンジさん(16、女、仮名)についての内容だった。貧困と疾病の中でもユンジさんは明るく元気に暮らしている。5年間家族のように色々と助けてくれた大学生のボランティアメンバーらがユンジさんを大きく勇気付けたのだ。ユンジさんは「ボランティアメンバーらが父のように思える」とした。多くのネットユーザーらが応援のメッセージを送った。「幸せを分けあおう」という書き込みもあり「このように温かい心の大学生もいる」という励ましの文もあった。

 
しかし、一部は大学生とユンジさんが不適切な関係にあるのではと冷かした。16歳のユンジさんを性的に卑下したりもした。これに対し、他のネットユーザーらは数十件にのぼる反論の書き込みを掲載し、悪プルを非難した。悪プルが社会問題化したのは昨今のことではない。最近でも、コメディアンの故キム・ヒョンウン氏が26歳の若い年齢に交通事故で亡くなったときや、ドーハ・アジア競技大会で故キム・ヒョンチル選手が命を失ったときも、死をちょう弄する悪意のレスで波紋が広がった。

ネットユーザーらは悪プルの悪影響については鈍感だ。あるネットユーザーは「悪感情はないが視線を集めるため、自分のホームページのアクセス件数を増やすために悪プルを掲載した」とし、ある人は「なぜ私だけ責めるのか」とした。攻撃を受ける人にとっては、一生治癒できない傷になりうる悪プルは暴力であると同時に犯罪だ。政府は匿名性を悪用したサイバーテロへの対策として、今年7月からインターネット実名制を導入することを決めた。

しかし、対象となるサイトは約200個にすぎない。抜本的な治癒策にはならないのだ。捜査と処罰も容易ではない。警察関係者は「現行法では、持続的に悪プルを掲載し広範囲に拡散させた場合にのみ処罰が可能だ」とした。だが法律を強化してでも悪プルを根絶しなければならない。「どれだけ広く広がっているのか」よりは「どれだけ深い傷を与えたか」を先に正すべきだ。それに先立つべきことはネットユーザーら自らの自浄の努力だ。自由な意思疎通の手段であるインターネットがこのまま凶器のように使われれば、それは皆にとって不幸なことだ。

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