「新石器末と推定される巌刻画、中部地方で初めて発掘」

「新石器末と推定される巌刻画、中部地方で初めて発掘」

2006年12月27日12時40分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  新石器時代に作られたものと推定される巌刻画が韓半島中部地方で初めてに発見された。

  元老考古学者チェ・ムジャン博士(66、元建国大学博物館長)は26日「6カ月前、江原道鉄原郡鉄原邑(カンウォンドチョルウォングンチョルウォンウプ)のある住民から「山明里(サンミョンリ)の農水路の底に絵が描かれている」という情報提供を受け、発掘を始め、最近横6メートル、縦6メートルの大きさの玄武岩から巌刻画が見つかった」と明らかにした。

  チェ博士は「巌刻画には目、鼻、口が鮮かな人の顔を含む太陽(直径70センチ)、月(30センチ)、人の足跡、矢と見られる絵16点が陽刻または陰刻で刻まれている」と説明した。

  巌刻画の発見された所は民統線と地続きの白馬高地西北の端の農水路の底だ。30年前まで地下の地表面に現われていたが耕地整理で両方に5メートルの高さの堤防ができ、幅4~5メートルの農水路が開設されて現在は10センチの深さの水中にある。

  

▲深さ10センチの水中に掛かっている巌刻画は人の顔とその右側に直径70センチの太陽が刻まれている(写真左)。太陽の下には直径30センチの月が刻まれている(写真右)。



  ◆特徴=蔚山盤亀台(ウルサン・パングデ)巌刻画(国宝第285号)、高霊良田洞(コリョン・ヤンジョドン)巌刻画(宝物第605号)など嶺南(ヨンナム)地域で発見された巌刻画が垂直岩壁に刻まれていたのと違い、鉄原の巌刻画は底に置かれた岩盤上面に刻まれていた。

  細い線で岩を掘りだす方法の代わりに岩の表面を広く、深く石で掘りだした後、枠を石で削ったのも特色だ。

  巌刻画のうち両目と鼻の模様をした直径11~18センチ、深さ6~9センチの大きさの穴3つに関心が集まる。このうち右目の中で石英で作った矢(長さ3センチ、幅2.3センチ)が、鼻の中では花崗片麻岩材質の石の刃(長さ11センチ、幅3.5センチ)がきれいな粘土に包まれたまま出土された。

  

▲巌刻画の鼻の中から出た石の刃(右)は長さ11センチ、幅3.5センチで材質は片麻岩だ。右目から出土された矢は長さ3.2センチで石英で作られた。石の刃と矢は豊饒を祈るもの。巌刻画で遺物が一緒に出土されたのは国内で今回が初めてだ。

  



  チェ博士は「国内で発見された巌刻画のうち遺物が一緒に出土されたのは初めて」とし「遺物だと推測した場合、巌刻画の製作時期は紀元前10世紀ごろ新石器末と推定される」と話した。

  「巌刻画は新石器人が空を崇拝する祭壇として使うために作ったものと思われる」とし「石の刃と矢は豊饒を祈る意味で、巌刻画祭壇に埋めたものとみられる」と付け加えた。

  チェ博士は来月、このような内容を学界で発表する予定だ。

  

  

  
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