韓国が導入するドイツ製潜水艦、ギリシャは瑕疵を理由に拒否

韓国が導入するドイツ製潜水艦、ギリシャは瑕疵を理由に拒否

2006年11月15日16時04分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  ドイツ防衛関連企業HDW社に最新214級攻撃用潜水艦4隻を注文したギリシャが、最近、「取り返しのつかない設計・製作上の瑕疵」を理由に初めて建造されたギリシャ型1号艦の引き受けを拒否した。

  ギリシャの各メディアは最近、「ギリシャ海軍がドイツで建造された1号艦を対象に2度試験を行った結果、性能が当初の要求に達しないうえ、深刻な設計・製作上の瑕疵があるという事実を見つけ、引き受けを拒否した」と報じた。

  現地メディアは「潜水艦が45-50度も傾き、一部で水漏れもあった」とし「さらに大きな問題は、長時間の潜航に必須な空気不要推進システム(AIPS)が正しく作動せず、頻繁に水面に浮上しなければならないという点、推進スクリューの騒音が深刻で敵に露出する可能性が大きいという点だ」と指摘した。

  また「この問題で両国政府は深刻な外交摩擦を起こしている」と伝え、「HDW社は今回の引き受け拒否の影響が同一機種の潜水艦を選択した韓国・トルコに及ぶことを憂慮している」と伝えた。

  韓国海軍も00年末、214級潜水艦3隻を約9600億ウォン(約1000億円)の価格で注文し、03年からはHDWから設計図面と資材を受けて蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)重工業で建造中だ。 今年6月には韓国型1号艦の「孫元一(ソン・ウォンイル)艦」が進水し、現在、試験運転を行っている。 引き渡し時期は来年から09年まで1年に1隻ずつ。 214級韓国型はギリシャ型と潜水時の排水量など軍の要求に基づく一部の事項を除いて設計が同じだ。

  匿名を要求した韓国防衛事業庁と海軍の関係者は「ギリシャが導入する潜水艦に問題があるという話を聞き、われわれ海軍に納品される214級潜水艦にも同じ問題がないか確認している」と述べた。 この関係者は「孫元一艦を来年12月に海軍に正式に引き渡す前、試験運転・検査の過程で欠陥が見つかれば、補完する計画だ」と明らかにした。 また「ドイツがギリシャに納品した214級潜水艦と同じ欠陥が韓国でも発生すれば海軍に納品できない。仮にそういう問題を補完するため引き渡しの時期が遅れた場合、製造会社に責任を問うことになっている」と付け加えた。
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