盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は記者会見と与・野党代表懇談会などで北朝鮮の核実験を契機に現政府の太陽(包容)政策を見直しする意思を表明した。
といえども盧大統領は北朝鮮の核実験を「こんな小さな問題」と指称するとか「太陽(包容)政策が核実験をもたらしたという指摘には、余裕をもって因果関係を考えてみたらいいだろう」と言及した。政策転換が避けられないことを認めながらも依然として未練を捨てることができないことを感じさせる部分だ。
盧大統領の語法がいつものように渦中でも両極端な論争の言葉の遊びをしていないかと疑わしくさせる。北朝鮮の核実験というおびただしい挑戦を迎え、国民はこの国最高のリーダーシップである大統領から安保はどうなり、経済はまともに回るのか、国民はどんな心構えをしなければならないのかに対する決意を聞きたかった。特に「自主」と戦作権問題など盧大統領があれだけ主張した対北対外政策が今回の事態を契機にどんな変化をもたらすかについて気になった。