韓国石油公社の職員らが、ずさんな備蓄油管理システムを利用し、この4年間17億ウォン分にあたる備蓄油を盗んでいたことが分かった。これらは油を盗んだ後、その分だけ水で満たしたりもした。これを主導した労組支部長は、盗んだ油を売るため夫人の名義でガソリンスタンドまでオープンしていた。
石油公社が26日、与党「開かれたウリ党」の趙正?(チョ・ジョンシク)議員に提出した国政監査資料によると、02年11月から今年2月までの3年間、九里(グリ)支킎で軽油・灯油など152万6000リットル(17億ウォン=約2億円に相当)の備蓄油が流出されていた。