インターネットにタレントのキム・テヒ氏（２６、女）に関連した悪質な書き込みを掲載し、デマを流布したネットユーザーらが警察に摘発された。ソウル警察庁のサイバー犯罪捜査隊は７日、インターネットのポータルサイトに載せた書き込みを通じキム氏の名誉を傷付けた疑い（名誉棄損）で、大学院生のチェ某容疑者（２９、女）など１１人を書類送検した。

警察によると、チェ容疑者らは今年６月、某ポータルサイトに載せられた「キム・テヒ、１カ月間アメリカで語学研修」という見出しの記事に対し「財閥２世と結婚し新婚旅行へ」、「妊娠したが人工中絶」など悪意的な書き込みを残した疑い。容疑者には大学生が多く、デザイナー、運転手もいた。大半が１０～３０代の若年層。

それらは他のネットユーザーが載せた書き込みを読んだ後、似たような内容の書き込みを残したり、偶然バスの中で聞いた女子高生らの対話内容をそのまま伝えたり、暇つぶしとして投稿していた。捜査は、キム・テヒ氏が今年６月、ネットユーザーら３４人を名誉棄損の疑いで告訴したのを受けて行なわれたもので、２３人は容疑が固まらず告訴が取り下げられた。