北ミサイル脅威で米日同盟が強化…韓国は孤立か

北ミサイル脅威で米日同盟が強化…韓国は孤立か

2006年06月21日14時05分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  北朝鮮のミサイル危機が韓半島安保構図にも少なからず影響を及ぼす見通しだ。 北朝鮮が射程距離6700キロ以上の「テポドン2号」ミサイルを米国に向けて発射した場合、6カ国協議、朝日平壌(ピョンヤン)宣言、6.15南北(韓国・北朝鮮)共同宣言など韓半島安保を担保とする3大緩衝装置がすべて破られる公算が大きい。 この過程で、北朝鮮との距離を狭めてきた韓国政府が孤立する可能性もある。

  ◆6カ国協議崩れる=02年以降に浮上した第2次核危機にもかかわらず、朝米関係が正面衝突を避けることができたのは、6カ国協議という緩衝装置があったからだ。 しかし北朝鮮が米国の方向へテポドンを発射した場合、状況は180度変わる。 事実上、6カ国協議の構図は崩壊し、朝米関係は最悪へと向かう恐れがある。 ライス米国務長官も19日、「ミサイル発射=6カ国協議破棄」という警告を明らかにした。 この場合、米国は北朝鮮を国連安全保障理事会に付託するほか、韓国や日本と連携して北朝鮮制裁を推進するはずだ。 従来の金融制裁、人権カードで平壌への圧力を強める可能性も高まる。

  ◆米日同盟は強化=日本は、北朝鮮がミサイルを発射した場合、朝日平壌宣言(02年)が破棄されたと判断し、直ちに北朝鮮制裁に動く方針だ。 特に、日本は安保理制裁とは別に万景峰(マンギョンボン)号の入港禁止、北朝鮮への送金中断などの措置も検討している。 また北朝鮮のミサイルカードは日本の軍事大国化に名分を与える可能性もある。 産経新聞は20日、北朝鮮のミサイル発射脅威を契機に、日本は米国のミサイル迎撃用パトリオット(PAC-3)ミサイルを年内に日本に配置するなど、ミサイル防衛(MD)協力を操り上げる案を検討中と報じた。

  ◆韓国は孤立か=韓米日3カ国のうち韓国の立場が最もあいまいだ。 韓国政府は19日、北朝鮮が発射の準備を進めているのはミサイルでなく「衛星発射体」という主張をした。 人工衛星用のロケット発射なら北朝鮮を制裁する名分が弱まる。 しかしこうした見解はワシントンでは容易に受け入れらない。 実際、米政府関係者はミサイルか人工衛星かに関係なく、米国に脅威を与えるのは同じだという立場を明らかにした。 専門家の間では、韓国が北朝鮮ミサイル問題への対処を誤った場合、北東アジアで孤立する可能性もあるという憂慮の声も出てきている。

  
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