<ピープル>サイバー独島博士「歴史書の記述だけでは独島領有権主張できず」

<ピープル>サイバー独島博士「歴史書の記述だけでは独島領有権主張できず」

2006年04月24日14時37分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  外資系広告代理店のデザインチーム長を務めるなど10年経歴のベテランのウェブデザイナー、キム・ヒョンジョン氏。同氏は2000年8月15日から6年間「サイバー独島(ドクト、日本名・竹島)ドットコム(www.cybertokdo.com)」を運営中だ。

  周りの人々の間では「独島博士」で通じる。『世宗実録地理志』(1454年、朝鮮時代に編さん)の50ページの3行目には「鬱陵島聖人峰(ウルルンド・ソンインボン)から東方を眺めると、晴れ日にだけ見える島がある」との記述がある。しかし、歴史書の記述にのみ頼っていては、独島が韓国領土であることを主張できない。

  キム氏は99年、米CNNテレビが韓日ワールドカップ大会(W杯)関連のニュースを報じる際、東海(トンへ、日本名・日本海)を「Sea of Japan」と表記するのを見て衝撃を受けて以降、独島問題に関心を持つようになった。同氏は「外国人が独島を日本領土に受けとめやすい」と判断、独島を知らせるオフィシャルサイトを設けるべきだと決心した。

  その後、1年以上にわたって図書館と独島博物館を探った。各種の独島関連討論会にも出席し資料を集め、ついに独島関連のオフィシャルサイトを完成した。同サイトでは、独島の自然環境から経済的価値に至るまでの詳しい情報を紹介している。普段300回くらいだったアクセス回数が、独島問題が浮き彫りになって以降、1日5000回を上回っている。

  しかし、同氏はこうした現象が嬉しいばかりではないもようだ。「鍋根性(すぐに盛り上がり、またすぐに冷めてしまう気質)」のためだ。「独島関連の討論会などに行ってみると、落ち着いて協議に臨む人より、興奮し声を高めている出席者が多い」とし「若年層はほぼいなく、無関心さがそのまま伝わってくる」と残念がった。

  懸案が浮上する度感情的に反応するよりは、外国人から「なぜ独島が韓国領土か」と尋ねられた時、論理的に説明できなければならない、というのが同氏の考え方。「スローガンだけを叫んだり見せるための行動では、独島を守れない」というキム氏は「皆が普段から独島についてもう少し関心を持つならば、日本の挑発に賢く対処できるだろう」と語った。
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