クァク・キョンテク監督、北朝鮮軍日本占領扱った村上龍の小説を映画化
『タイフーン』『チング 友よ』のクァク・キョンテク監督(40)が村上龍の小説『半島を出よ』を日本と共同で映画化する。
映画版権を所有する日本アミューズエンターテインメントは韓国チンインサフィルムと共同で『タイフーン』水準(純制作費150億ウォン)の大作を作る計画だ。『タイフーン』の日本公開(8日)を前に最近、日本を訪れたクァク監督は村上氏に直接会って話し合ったと公開した。
原作小説は北朝鮮特殊部隊が日本を占領するという衝撃的な設定で昨年3月、日本出版当時から話題になっていた作品だ。この内容についてクァク監督は「日本側から提案を受けて、最初は危機感を造成し、極右的雰囲気を盛り上げる作品ではないのかと不安だったが、全体的な内容を読んだ後、演出を決めた」と明らかにした。特に「作家が北朝鮮に対して非常に詳しく取材をして書いた作品であることから情緒的にも韓国の監督が演出するのがふさわしい」とし「両方から捨てられた集団の話だという点に惹かれたと言った。