<WBC>「野球韓流」ホームラン…小さな敗北大きな勝利

<WBC>「野球韓流」ホームラン…小さな敗北大きな勝利

2006年03月20日14時36分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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19日、肌寒い中でもソウル蚕室野球場を埋めつくした2万人の市民が「大~韓民国」を叫び韓国チームを応援している。世界を驚かせた韓国野球は決勝の手前で悔し涙を飲んだ。



  6連勝は終わった。

  19日(日本時間)米国カリフォルニア州サンディエゴで行われたワールドベースボールクラシック(WBC)準決勝で韓国は日本に負けた。0-6と点数差は大きかった。金寅植(キム・インシク)韓国代表監督は「7試合でたった1度の負けだが、負けは負け」と敗北を認めた。しかし奇妙な対陣方式に犠牲になったという惜しさも残った。

  韓国野球は小さな敗北に喫したがWBCを通じて「大きな勝利」を得た。野球は新たな韓流だった。韓国野球が世界に知らせたのは「野球」ではなく韓民族の魂、大韓民国の情緒、私たちの文化だった。

  日本の東京で、米国のアナハイムで、そしてサンディエゴで韓国野球は「コリア」を世界にアピールする鏡となった。野球関係者だけではなく日本、米国そして世界が韓国を見直しただけでなく、韓国人とその歴史にも関心をもつことになった。

  今大会のスローガン「Baseball spoken here(野球が公用語です)」のようにWBCの公用語は野球だった。その中でも韓国の独特の言語、心丈夫で堅固な野球スタイルはWBCを「World’s Best Corea」(最強韓国)というに十分だった。

  米国と日本から野球を受け入れたが韓国は特有の色に再生産した。時には積極的で果敢に相手を追いやったり(米国戦李承燁の初球本塁打)、相手の力を利用し、待ってから打つこと(米国戦李承燁の敬遠後、崔煕渉の3点本塁打)もできた。また無鉄砲に相手に向かって飛びかかるよりは時を待って、一瞬にして勝負をかけることもできた(韓日戦李承燁の8回本塁打、李鍾範の8回決勝打)。この「コリアンスタイル」に世界野球の列強たちが次々倒れた。

  変化球にすぐれたアンダーハンドチョン・デヒョンと金炳憲(キム・ビョンヒョン)、そしてこぼすことなく打球をつかみ取る遊撃手パク・チンマンを見て米国のあるスカウトは「韓国人は幼いころから箸を使って手先が器用だ。それで変化球もよく投げるし内野手のグローブさばきがすばやい」と韓国の箸文化を知ったふうな話をしていた。

  同胞たちの情熱的な応援も「メード・イン・コリア」だった。応援のかけ声は常に「大~韓民国」で始まり、「大~韓民国」で終わった。日本では200人の秩序整然としている遠征応援が東京ドームをいっぱいに埋めた日本人観衆の勢いに押されず、米国カリフォルニアでは自由奔放ながらも1つになった応援の波が踊っていた。そのコードはまさに韓国人ならではの調子であった。

  韓国野球の力に日本の東京ドームは揺れに揺れ、、日本の皇太子も驚いた。通快な突風は野球の本場米国にも続き、最大の話題が韓国だった。米国メディアが韓国野球と金寅植(キム・インシク)監督の「ヒューマン野球」に注目し、その潜在力に高い点数を与えた。
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