チョ・ハンソン－ユミン（笛木優子）が、仮設住宅の解体問題と家族愛をテーマにした映画『特別市の人々』（パク・チョルウン監督）で兄と妹として出演する。この映画は、貧富格差の象徴となったソウル道谷洞（ドゴクドン）の高級高層マンション「タワーパレス」のそばにある仮設住宅の町「グリョン村」の物語。

チョ･ハンソンは住民らとは異なって、利害関係のため仮設住宅の解体に率先する家族の長男イルナムの役にキャスティングされた。ユミンはチョ・ハンソンの妹チョロンにキャスティング。失語症の娘に登場し、貧しいけれど明るく元気に生きる姿を演じる。制作会社・シネライントゥのソク・ミョンホン代表は「韓国語セリフがないが、ユミンが表情など複雑な内面の演技をうまく消化してくれるものと期待している」とした。４月にクランクインの予定。