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新しい英雄出現に熱狂…ハインズ・ウォード選手

2006.02.08 14:46
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7日(日本時間)、ウォルトディズニー広告撮影のために米国フロリダ州オーランドのディズニワールドを訪れたハインズウォードがミッキーマウスとともに笑っている。



 
「人種差別の風土恥ずかしい」--。

米国プロフットボールリーグ(NFL)の頂点に上がったハインズ・ウォード(30、ピッツバーグスティーラーズ)のサクセスストーリーに韓国社会が熱くなっている。

米国で最も人気あるスポーツイベントであるスーパーボウル(NFL決勝戦)で韓国系の選手が最優秀選手(MVP)を獲得したことは大きな話題だ。しかし米軍兵士との間に生まれた子供がNFLのスターになるまで母のキム・ヨンヒさん(56)が異国で流した涙と汗が国民の心に響いているのだ。

ウォードのMVP受賞の知らせが流れた6日午後からインターネットポータルサイトには「偉大なる母性」に敬意を表する投稿が続いている。「映画のシナリオより感動的だ」「有色人種に対する差別を乗り越えて人生逆転を成し遂げたウォード母子に拍手を送る」という内容だ。

NFLの底辺が少しずつ広くなりながらスポーツの英雄としてウォード個人に対する関心も高まった。インターネットではファンコミュニティが複数できたほか、スーパーボウルでウォードの活躍の姿を収録した動画が見られるようになった。

インターネットダウムのディベート・ルームでは「ウォードを名誉韓国人にしよう」という動きも出ている。「韓国人の血が流れるウォードの闘魂に民族的自負心を感じる」という反応も多い。

文化評論家イ・ドンヨン氏は「ウォードの成功談は国籍を離れ、誰もが共感する劇的要素が十分だ」とし「特に韓国内で差別を避けて米国に行ったウォードがそこで少数民族差別に勝ちぬいて最も米国的スポーツであるスーパーボウルでMVPになったという事実が韓国民の感性に触れた」と分析した。英雄の出現を待ち続けていた20~30代の心理が作用したという観測もある。

しかしこの機会に民族の違う両親から生まれた子供に対する誤った認識を直そうという自省の声も出ている。ウォードは韓人海外同胞社会でさえも片親が韓国人ではないことで悲しみを経験したという。あるネチズンは「ウォードが韓国にずっと住んでいたら冷やかしされながら学校にもまともに通えなかったのではないか」「色眼鏡で見る韓国社会の排他的民族主義は消えなければならない」と指摘した。

ワードを成功に導いた米国社会の文化的包容性を学ばなければならないという主張もある。差別撤廃市民運動をしている「ハイファミリー」のヨ・ハング事務総長は「ウォードの成功をきっかけに人権に関心をもってもらえるようになったことは歓迎するが、その場のブームに終わるのではないかと心配になる。ウォード成功神話に対する関心が人権問題につながってほしい」と話している。

彼への熱気は商業広告にもつながる兆しだ。4月、母親とともに訪韓するウォードに国内企業がワード争奪戦に出るというのだ。

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