金正日総書記「南朝鮮の爆弾酒飲みすぎた」張成沢氏に休むよう措置

金正日総書記「南朝鮮の爆弾酒飲みすぎた」張成沢氏に休むよう措置

2006年01月13日09時21分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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失脚説が出回っていた張成沢(チャン・ソンテク、写真)労動党組職指導部第1副部長の去就の背景に関して金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が口を割った。

  昨年6月、鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官一行と平壌百花園(ピョンヤン・ペクファウォン)招待所で昼食をとった席での話だ。

  12日、政府核心関係者によると金委員長は、張副部長について先に話題にあげたという。金委員長は「張部長(副部長)が南朝鮮(韓国)で爆弾酒を飲みすぎて健康を損ねたのでしばらく休むように言った」と述べたという。

  張副部長は金委員長の義弟(妹キム・キョンヒ労動党軽工業部長の夫)だ。中心的人物だった張副部長は2003年7月以後、公の場から姿を消している。すると権力争いに負けて失脚した、金委員長専用施設を無断で使用して謹慎処分になった、などという説が飛び交った。また組職指導部幹部息子の豪華結婚式が問題になったり、身辺の異常説まで出た。

  金委員長が言及した韓国訪問は2002年10月、経済視察団として訪韓したことをいう。張副部長は9日間、ソウルと釜山(プサン)、浦項(ポハン)などを訪れている。

  ある当局者は「張副部長がバレンタイン30年産で爆弾酒(ビールと混ぜた洋酒)を毎日のように飲んだ上、宿所を出て周辺の飲み屋にも行くなど、酒を楽しんだのは事実」と当時の状況を伝えた。

  政府当局は金委員長の言及が失脚説について明らかにしようとする意味から出たものとみている。また「南朝鮮で爆弾酒を飲みすぎた」という話は張副部長が韓国訪問とその後、放漫すぎる生活をしたのが問題になったことを暗示したものだという観測もある。

  しかし金委員長が韓国側からの客を前に張副部長の話を自然に取り出した点から推測し、一定期間の空白期を送れば復帰する可能性が高いのではというのが韓国政府の判断だ。「しばらく休ませる」という話もこれを暗示する。

  労動党のみならず権力核心の人事や組職問題を掌握する能力が卓越している上、格別な存在の妹の夫という点からだ。またキム・キョンヒ氏は同い年(1946年生)である張成沢副部長と金日成(キムイルソン)大学の同窓だ。2人の仲を反対した故金日成主席が張副部長を江原道(カンウォンド)の元山(ウォンサン)農科大学に追放したが、それでも追いかけるキム・キョンヒ氏の情熱に負けてモスクワ同伴留学と結婚を承諾したというラブストーリーは北朝鮮権力層の間にも広がっている。
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