国内最初の溶鉱炉、文化財に登録

国内最初の溶鉱炉、文化財に登録

2005年11月15日19時37分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  慶尚北道浦項(キョンサンブクド・ポハン)のポスコ歴史館野外展示場に展示されている国内最初の近代式溶鉱炉が文化財に登録された。

  浦項市は15日、ポスコが保有する「三和製鉄所8号溶鉱炉」が最近、文化財庁によって登録文化財第217号に指定された、と明らかにした。

  この溶鉱炉は、日本の三菱系列会社である是川製鉄が1943年4月に江原道北坪邑(カンウォンド・ブクピョンウップ)の製鉄所に設置した8基のうちの一つ。 高さ25メートル、直径3メートル、鉄板の厚さ15ミリ、重量30トンの小型溶鉱炉で、一日20トンの溶解鉄を生産した。

  是川製鉄は当時、8基の溶鉱炉を建設し、三和(サムファ)鉄山と襄陽(ヤンヤン)鉄山から採掘した鉄鉱石を溶かして溶解鉄を生産したが、解放後、三和鉄山の名前にちなんで三和製鉄所に名称を変えた。

  続いて韓国戦争(1950-53)に資金・電力難まで重なり、稼働と中断を繰り返した。 その後、鉄鉱石生産量が減って設備も老朽化し、71年、溶鉱炉としての機能を失った。

  ポスコ側はこの溶鉱炉が東国(トングック)製鋼など数カ所を経て古物商に渡った事実を知り、93年にこれを買い取って保管、03年4月に現在の位置に展示された。 残り7基の溶鉱炉は老朽化がひどかったため、93年にすべて廃棄したと、ポスコ側は明らかにした。

  ポスコ歴史館のホン・デハン氏は「この溶鉱炉は日帝敗亡期に軍備拡張目的で作られたが、国内最初の近代式溶鉱炉という点で意味がある」とし、「これを保存するために買い取り、登録文化財の申請もした」と説明した。
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