【噴水台】 反韓流

【噴水台】 反韓流

2005年10月20日20時18分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  韓国で3.1節(独立運動記念日)の特集映画を作る、としよう。 ところが、烈士・柳寛順(ユ・クァンスン)を演じる俳優に、中国の人気スターチャン・ツーイー(章子怡)を抜てきするとしたら、どんな反応が出てくるだろうか。 03年の春、中国で似たようなことがあった。 中国の某映画会社が、八路軍の戦士に韓国俳優を起用しようとした。 八路軍は、中国共産党の軍隊のこと。

  1937年に中国共産党は、国民党と第二次国共合作に合意した後、紅軍を「中国国民革命軍第八路軍」に改称し、抗日戦争に臨ませた。 当然、中国の民族的な色彩を帯びる。その八路軍戦士に韓国俳優が取りあげられると、中国では不満の声が出てきた。 当時、チェン・ダオミン(陳道明)監督は「中国俳優がみな死んだ、とでもいうのか」とうっ憤を晴らした。

  それだけ人気の高い韓流への反作用なのだろうか、最近、中国と日本で反韓流の風が吹いている。 「中国が外国の侵略をたくさん受けているものの、文化的に奴隷になったことはない」。中国が韓国の文化奴隷になっている、という中国俳優チャン・クォリー(張国立)のコメントだ。 「韓国ドラマの悪い点を見つけて攻撃しよう」。これは、毛沢東の演技で有名な俳優タン・グオチアン(唐国強)の主張だ。 普段大らかな中国人の姿は見あたらない。 事情がそれだけ急迫している、との話であろう。 韓流に抵抗する、といって中国の反韓流は「抗韓流」と呼ばれる。

  日本では韓流を嫌う、という意味の「嫌韓流」が頭をもたげている。 『マンガ嫌韓流』に由来した。 ある日本の高校生が、学校で習うものでは韓日歴史をきちんと理解できないため、歴史サークル「極東アジア調査会」に入会し、先輩の指導を受けて、はじめて「情けない韓国の本当の姿」に気付く、というあらすじ。 韓国人は「火病」という特殊な精神病を病んでおり、奇麗な韓国女性はお金持ちで整形したため、というなど韓国と韓国人をわい曲する内容で一杯だ。

  中国と日本の反韓流の動きにどう取り組むべきだろうか。 文化は水と同じである。 高い所から低い所へ流れる。 当初、韓流は輸出向けではなく内需向けだった。 品質が高まって、国籍を問わず皆が楽しむようになった。 韓国が高品質の韓流コンデンツを生産しつづける限り、抗韓流や嫌韓流などは懸念すべきものではなさそうだ。
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