青瓦台(チョンワデ・大統領府)の金晩洙(キム・マンス)スポークスマンが12日伝えたところによると、韓国政府は先月末、米政府に、戦時作戦統制権の返還に向けた協議を、正式に提案した。
これによって、今月21日からソウルで開かれる第37回韓米定例安保協議会(SCM)でも、返還について話し合われる見通しとなった。同協議には、尹光雄(ユン・グァンウン)国防長官とラムズフェルド米国防長官が出席する予定だ。金スポークスマンは「政府は、先月の韓米安保政策構想(SPI)会議で、戦時作戦統制権について協議する問題を、米国側に提起したことがある」と説明した。