<最前方GP乱射事件>「わが息子は...」遺族ら号泣
23日午後1時55分、京畿道城南(キョンギド・ソンナム)の国軍首都病院。ヘリの音がすると、故パク・ウィウォン上等兵の母親チャン・ジョンエ氏(55)の口元が震えた。息子と同じ内務班にいた兵士らの弔問を待っているところだった。
午後2時10分、軍用バスから降りた24人の兵士が焼香所に入ってくると、遺族の鳴咽する声がもれてきた。「なぜ、うちの子が死ななければならないの?」「他の息子は皆きたのに、うちの子はなぜ来ないの」。白い菊の花を遺影の前に置いた兵士らは、遺族と一緒に泣き出した。ある父親は「君たちはみなわれわれの息子だ」とし、握った手をはなさなかった。