【ピープル】芥川賞作品『日蝕』を翻訳したヤン・ユンオックさんに野間文芸翻訳賞

【ピープル】芥川賞作品『日蝕』を翻訳したヤン・ユンオックさんに野間文芸翻訳賞

2005年06月08日09時40分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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日本の出版社、講談社が制定した野間文芸翻訳賞授賞式(第15回)が7日午後6時、ソウル世宗(セジョン)文化会館世宗ホール大宴会場で行われた。

  受賞者は平野啓一郎の小説『日蝕』を韓国語に翻訳したヤン・ユンオックさん。 ヤンさんには賞金1万ドルと副賞として日本と欧州往復航空券が与えられた。

  日本文学翻訳活動中のヤンさんは「翻訳は作品に対する愛がなければできない作業」とし「強い知性と同時に半知性的といえる若者の冒険心が垣間見えるこの作品を読みながら、芸術に対する平野氏の真摯さをめでないわけにはいかなかった」と受賞の所感を明らかにした。

  芥川賞受賞作『日蝕』は、中世ヨーロッパを背景とし、ある初老の聖職者が若い修道師の時期に体験した奇跡を回想する形式の小説だ。 キリスト教と錬金術、魔女狩りなどに関する内容が文語体で綴られている。

  授賞式には野間省伸講談社副社長と宋弼鎬(ソン・ピルホ)中央(チュンアン)日報代表、キム・ヨンベ・ランダムハウス中央代表、キム・ウォンテ中央m&b代表ら200人が参加した。

  講談社が創立80周年を記念して1989年に制定した野間文芸翻訳賞は日本の文芸作品を外国語に翻訳した作品から優秀作を選定する。 毎年対象言語を変えて受賞者を選定、今年は90年1月から2004年10月の間に日本の現代文学作品を韓国語に翻訳した作品を審査対象とした。韓国語翻訳を対象とするのは今年が初めてだ。

  今年の審査委員は、川村湊・法政大学教授とキム・チュンミ高麗(コリョ)大学教授、ユン・サンイン漢陽(ハンヤン)大学教授。

  野間という賞の名前は講談社を創立した野間清治氏の名前から取ったものだ。
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