盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は30日、世界新聞協会(WAN)総会の開幕式で「マスコミの権力乱用を制御できる制度的装置と、ジャーナリストの倫理的姿勢・節制は、非常に重要だ」と話した。また、新聞の責任意識を強く注文した。
盧大統領は「新聞は人類歴史上、最も古く、なじんだ媒体であり、私も新聞とともに一日をスタートする」とし「新聞の歴史は、民主主義と人権伸張の歴史」だと話を切り出した。しかし「新聞の危機と関連、結論から言うならば、新聞の民主性・責任性をアップグレードさせるのが成功の決め手」だとした。続いて「多くの人が、新聞の危機を語っているが、依然として強大な影響力を持っており、権力だと表現しても言いすぎではない」と話した。