北朝鮮当局が大量破壊兵器(WMD)に対する統制能力を喪失した場合などに対応する軍事的議論が、国連司令部レベルであったことが22日、明らかになった。
国連司令部は10~13日、ソウル竜山(ヨンサン)基地で、北朝鮮の急変事態時、遂行可能な特殊作戦に関する韓米専門家会議を開いた。
「UN司令部特殊戦分野コンファレンス」(United Nations Command Special Operation Force Component Conference)というタイトルで開かれたこの会議では、最近、韓米間意見の食い違いに発展した北朝鮮急変事態に対応する「作戦計画5029」の施行条件と施行過程で発生しうる問題点などが再検討された。