今月16日に中国の経済の中心である上海で反日デモが発生した後、不安感を隠しきれない一部の日本人が、韓国人のふりをするなど、笑止千万な事態が起きている。 実際には多少冗談交じりのケースがほとんどだが、反日デモが日本人に与えた衝撃の強さを物語っている。
子供を日本人学校に通わせている保護者は22日「日本人の生徒が上海市内に出る時、不必要な被害を受けることを恐れ、タクシー運転手に『韓国人だ』と偽っているらしい」と話した。 また、中国語が不慣れな一部の日本人は英語で会話をするなど、公の場で日本語を使うことを避けている。 反日デモ以降、日本人はなるべく外出を控えるなど、行動に用心しているという。